【完全解説】VitaShellの使い方と注意点まとめ|PS Vita改造の基本ツール【2025年最新】
VitaShellはPS Vita改造における最重要ツールです。ファイルマネージャー機能・FTP接続・USB転送・アプリのVPKインストールなど、多機能でありながらトラブルも少なく、初心者にも広く使われています。
■ VitaShellとは?
VitaShellは、Vita用のカスタムファイルマネージャーであり、HENkaku環境下で利用される非公式アプリです。導入により、Vita本体の内部構造にアクセスし、以下のような操作が可能になります。
■ VitaShellの基本操作とUI構成
起動直後は、ファイルブラウザ画面が表示されます。十字キーでフォルダ移動、○ボタンで決定、×で戻るというシンプル操作です。
ボタン | 動作 |
---|---|
○ボタン | フォルダ/ファイルを開く |
×ボタン | 戻る |
△ボタン | メニュー表示(コピー/ペーストなど) |
セレクトボタン | USB接続ON/OFF切替 |
重要なマウントポイント
■ USB転送 vs FTP転送の違いと使い分け
USBモード(セレクトボタン)
- 高速かつ安定
- PCに外部ドライブとして表示される
- USBケーブルが必要
FTPモード(Wi-Fi経由)
状況に応じて使い分けましょう。大容量ファイルはUSB、小規模な転送や一時的な接続はFTPが便利です。
■ よくあるトラブルと対処法
① VitaShellが起動しない / クラッシュする
- VitaShellのバージョンが古い可能性 → 最新版にアップデート
- config.txtに不正なプラグインがある → 一時的に無効化して起動確認
② USB接続がPCに認識されない
- セレクトボタンを押してUSBモードをONにしているか確認
- microSDが壊れていないか、カードリーダーやケーブルを変更
③ ファイルを転送したのに表示されない
- VitaShell内でリフレッシュを実行(△ → Refresh LiveArea)
- ファイルの拡張子が正しいか再確認(.vpk, .txtなど)
■ VitaShellの便利テクニック
- △ → Mark all でフォルダ一括コピー
- SELECTを押すとマウントデバイスが切り替わる
- 画像ビューアやmp3プレイヤーとしても使用可能
■ まとめ:VitaShellは改造Vitaの“心臓部”
VitaShellなしにVita改造は語れません。初心者の方も、まずはこのツールの仕組みと使い方を理解しておくことで、トラブル回避や高度なカスタムも行えるようになります。
また、必ず定期的なバックアップと最新バージョンの維持を心がけてください。
■ 免責事項
本記事は情報提供を目的としており、Vita改造行為そのものを推奨するものではありません。すべての操作・導入は自己責任で行ってください。